専業主婦に憧れて

退職後の時間潰し日記

エアコンつけるべきか否か〜心霊写真

無職(現専業主婦)の身としてはエアコンをつけるのにちょっとした罪悪感を持ってしまい、今朝夫が出勤した後にエアコンを消して、その後つけようかどうしようか迷いながら家事をしていました。

よし、ブログ書きながらつけるぞ、と思ったけどまだためらってます。

なんか今日は昨日ほどの、つけないと今すぐ死ぬるってほど暑くないんですよね。

こうやってお年寄りは熱中症になっていくんだよなぁと何度も思いながら、つけられない。なんつぅケチ根性。

一応やれることはやってて、首に冷却タオル巻いて、こまめに麦茶で水分補給、ポケットにも保冷剤(苦笑)入れて太い血管を冷やし、温度計湿度計の確認を怠らず。

でもつけた方がいいんですかねぇ。

実家の母がこんなことしてたら怒っちゃうのにね。
あの歳だと暑さを感じなくなってるから本当に危険だけど、いくら言ってもだめで。

母「近所の人たちもみんなつけてないから」「クーラーつけると頭痛がするから嫌」「電気代がかかるし」

私「倒れて病院行くことになったら意味ないでしょお!」

毎年こんな会話の繰り返しですね。

冷房が嫌なのはわかるんですけど。私もあまり好きではないので。夫が無類の暑がりなので仕方なくです。

夫と言えば、無類の怖い話好きでもありまして、昨夜もテレビで怖い番組見てました。
私は嫌いなので途中で風呂へ。
そしたら3つの話の内、2つは前にどこかで見たことあるってがっかりしてました。笑
最近テレビ番組って同じ話の使い回しが多いですよね。

最初の話が心霊写真だったんですけど、皆さん持ってますか?

私持ってます。

中学生の時に、小学校で同窓会やった時に校庭で撮った集合写真です。

これももうハッキリと子供の顔が映ってます。知らない人ならもしかして、あぁ集合写真ね、とスルーかもしれません。

でも全然知らない子なんです。しかもこんな所に顔が?っていう不自然さで、皆の足元に笑顔で映っているんです。

当時この写真を見て、皆でギャーギャー騒ぎました。今更だけどちょっと鑑定してもらいたいな。

恐らく、楽しそうな子供たちを見て嬉しくなって出てきたのかな、というような良いお顔なのです。

うーん、前にも書いたけど、死後の世界があるのかないのかは、半信半疑です。

 

過去の体験です↓↓

bittersweetfeeling.hatenablog.com

 


あったらいいなぁとは思いますが。
父や祖母やわんこや友達にまた会いたいですもんね。

こんなことを書くつもりじゃなかったんですけど、徒然に書いていたらこうなってしまいました。暑さのせいかも。

では気乗りしませんが、そろそろエアコンつけます、体のために。
皆さまもお体ご自愛下さい。

 

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スクリーム

映画「スクリーム」(シリーズ5作目)をネトフリで観ました。

遥か昔の90年代、アメリカ留学中にシリーズ1だか2を観たことがあり、当時すごい人気作だったのを覚えてます。

ホラーやスプラッター映画というジャンルが大の苦手な私がそれを観たのは、流行っていたからノリでつい、という感じ。

今回観たのも、ホラー系大好き夫の意向。ただ割と評価が高かったのと、わー懐かしい!という気持ちもあった。

結論としては、面白かったです!

色々と、ん?な部分も勿論ありつつ。

初期シリーズからのメンバーやストーリーも絡めていて、こっち側の感情を上手くのせてきます。

だって1STから30年近く経っている出演者は勿論老けているけど、その彼らが元気いっぱいに?ストーリーに絡んでくる姿は、同世代の者にとっては何だか有難い~というか、単純に勇気がもらえちゃう。

初めての人でも、過去作品を観た人は尚更に、楽しめる作品だと思います。

 

ストーリーには触れませんが、出演女優のコートニーコックスは老けたとは言えすぐわかるんですが、劇中で元旦那役のデビッドアークエットが老けこんだおじさんになっていて、最初分からなかったんです。

観ている内に段々と、あ、この人!コートニーのパートナーだった人だ!と記憶が蘇ってきて。物語の中でも元パートナーですが、プライベートでも確かそうだったような…

と調べたらやっぱりそうで。当時ドラマ「フレンズ」が大流行りしていて、チャンドラーじゃなくて、こっちの共演者と結ばれたんだ~とアホなことを思っていました。

なんとなくデビッドアークエットをwikiで調べたら、これが一番私にとって衝撃だったのですが、なんとロザンナアークエットの弟でして。知らなかったー。

ロザンナとは。皆さんご存じですか。
そうです(?)アメリカのバンド、TOTOの大ヒット曲「ロザーナ」のモデルになった人なのです。当時恋多き女性と言われてました。魔性ですね。TOTOのキーボードの元彼女です。

私、長年TOTOの大ファンでして、今週末のライブが楽しみなんですけども。

ロザーナには反応してしまうタチです。(どうでもいい)
その弟さんということを今更知って(いやもしかしたら知ってたことを忘れたのかもしれません)ちょっと驚いたというしょーもない話ですみません。

 

アメリカで観た映画と言えば、実は他にもホラーの「エクソシスト」がありまして。本当にホラー苦手なのかよ?!と言われそうですが。

これもあの当時、オリジナルの映像を追加して何十年ぶりのリメイク的な公開で、話題になってたんですよねー。怖いモノ見たさで映画館行っちゃいました。

アメリカの映画館て、日本と違って和気あいあい?としてまして、日本て音立てないように基本シーンとしてますが、アメリカは全然でした。

エクソシストのここぞ!のシーンでは、皆が大声で「WOW!」「Aw~~」なんて言っちゃうし、あの有名な、のけぞり階段下りシーンでは、拍手や笑い声なんかも起きてましたからね。イイゾー!ってなもんです。

なんだかホラー映画を観た怖さはなく、楽しいものを観たような明るい気持ちで映画館を後にした私でした。

 

ところですっかりスクリームの奇妙な面白さにハマりました。
「スクリーム6」がアメリカで公開済みなので、その内ネトフリで観られることを期待しています。

 

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rest in peace

知らなかったけど、LGBTの芸能人のバッシングって随分ひどかったんだね。

なんでそんなに?彼が嫌なら見なきゃいいだけ。

亡くなったあともまだ、”自分勝手”とかバッシングされてるの見たら切なすぎて。

もし鬱状態だったのなら、脳が正常な判断ができなくなってるから、自分勝手とは違う。

てか彼をバッシングする人たちは、自分自身もそんなに品行方正なのか。そこまで他人を批判できるような非の打ち所がないような人たちなんだろうか。(品行方正ならバッシングしてオーケーでは勿論ない)

そもそも他人の人生に文句つける必要あるのかな。思っても本人に伝えなくてよくない?身近な一般人でさえ、よっぽど親しい間柄じゃなきゃ、生き方が気に入らないからっていちいち忠告しないよね。

だいたい忠告したところでその人がそれに従う義務だってないし。芸能人だって同じ。

私もテレビ見て何となく好きじゃなくてイラっとする芸能人はいるけど、チャンネル変えればいいだけ。その人を傷つけようとは思わない。
私は嫌いでも、反対に好きな人たちがいて需要があるから成り立ってる。ただそれだけのこと。

これも個人的意見だけど、人を攻撃するのって自分が不幸な状況にいる時だと思う。

例えば、愛しの彼との両想いに浮かれている時なら。
道で明らかに悪意を持ってぶつかられたとて、はいはいご機嫌悪いのね~私は幸せだけど♪と受け流せる。
これが思うようにいかない毎日を送る時だったら、なにすんだオイーーと怒りは収まらない。

結局、嫉妬なのでは。羨ましいから腹立つんでしょう。思うようにいかない日々の自分と、やりたいように生きるキラキラした彼を無意識に比べて、腹立ちまぎれにバッシング。そこには満たされない承認欲求なんかもあるかもしれない。

私もイラっとするテレビの中の人は、”私はちっともいいと思わないのに”、皆にちやほやされて世間に認められている。結局妬みからのイラつき?ってよく考える。(ちっさ)

だから人を必要以上に批判する人って人生のどこかが不幸なのかなって。今回の彼もそのストレスのはけ口になっちゃっただけじゃないか。そんな無意味なバッシング、気にする必要もないのに、きっと真面目に真正面から受け止めてしまう人だったのかな。

彼は全然逃げた弱虫とかじゃなくて、逃げないで全てを受け止めてしまったから、心が参ってしまったんじゃないか。
身近にそんな兆候がなかったのに鬱になってしまった知り合いがいるので、つくづく鬱って怖い。もう病気だから、本人の意思とかって問題じゃないから。

それにしても勿体ない。あんなに才能や魅力溢れる人が。
LGBTで苦しむ人たちのために、影響力のある発信や貢献ができただろうに。頑張りすぎちゃったのかな。

すごく悩んだんだろうな自分の性について。沢山やりたいことや夢があって、その度に自分の中の違和感もつきまとって、苦悩しながら頑張ってきたんだろうと勝手に想像すると泣けてくる。

新しい家族の形、いいじゃない。
パートナーと悩んで決めたことでしょ。誰に口出しする権利があるの。
育児放棄とも思わないが、もし仮にそうだとしても余計なお世話だし。パートナーが認めてるんだよ。君らは彼の何なのさ。

結婚して、子供できて、離婚して、その時々で悩んで、現実と向き合い、必死に生きてきた彼が、天国で心の平和を取り戻すことを。

そして、重い十字架を背負ったパートナーさんの人生に平穏が訪れることを、ただただ祈りたい。

 

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そりゃないぜbaby

もう何十年も前、一つ年下の近所の女性が亡くなった。

特別仲が良かったわけではないが、小中学校や習い事、部活も一緒だった。

小さくて可愛らしいその子は、中学の途中までごくごく普通の見た目だったが、急にぐれ始めてド派手に豹変し、学校の中でも目立つようになった。

中学卒業後は疎遠だったが、母親同士がご近所付合いをしているので、20代の頃その子が結婚したと聞いた。とあるバンドの追っかけをしていて、メンバーの一人と結婚したらしい。

音楽ファンだった私はそれを聞いてめちゃめちゃ羨ましかった。好きなバンドメンバーと結婚できるなんて、そんな夢みたいなことがあるの~!信じらんない。やっぱ可愛いって得よねー。

なんて下世話なことを考えながら、他人事なので気に留めていなかったが、その後母から、彼女が繰り返す夫の浮気で悩み、何回か自傷行為をしたと聞いた。

ステレオタイプな話、と聞き流していたら、ある日遂に亡くなってしまった。

噓でしょ、、、

出先のバンドマン夫にこれから自殺すると予告し、夫は駆けつけたが間に合わなかったそうだ。

そんな形で大切な娘を失った家族は当然怒り、遺骨を引き取ってバンドマン親族とは縁を切った。

そうして短い人生を終えてしまったあの子。不謹慎な言い方だが、ドラマのような悲劇に衝撃を受けた。

 

それから何十年も経つ間に、私は留学や結婚で実家を離れていたが、ここ数年母の世話でまた実家通いをする中で、彼女のお母さんをお見かけした。うちの母とはご近所さんの老婆未亡人同士で(言い方すみません)助け合ったり出かけたりする仲間なのだ。

勿論あの頃と違い、すっかり白髪になっていたおばさん。あれから何十年、悲しみを乗り越えて、穏やかに過ごしてらっしゃる今の姿がやるせなく、感慨深かった。

 

先日、お盆の相談から何気なく母がした話に、腹が立った。

その彼女のバンドマン夫は、未だに毎年お盆になると、仏壇に線香を上げに来るのだと。派手な髪形で。

塩撒いて追っ払ってやればいいのに!べらんめぇ!と江戸っ子ばりに息巻く私に、そうもいかないのよ、かなり遠方の地方から来るから拒めないんだって。と母。

おばさんは、来る度に思い出して辛いからもう来ないでくれと伝えたこともあるという。それでも毎年来て迷惑しているというのだ。

 

娘を失った母の気持ちを想像することができないのか?

あなたも反省して罪滅ぼしのつもりだろうけど、それって自己満足のエゴだよね。

娘を亡くした生地獄を味わい、それでも生きていくために、受けた傷を心の奥底に閉じ込めて前を向いてきたんだよ。
あなたが来ることでその傷がえぐられてるって気づかないの?

悲しみは一生消えないけど、悲しみとあえて向き合いたくないし、もう忘れたいのよ。私が言うのもなんだけど、そっとしておいてあげてよ。

あなたにも言い分はあるでしょう。軽率な行動が悲劇を招いて辛かったかもしれない。でも、自業自得だから。

娘を苦しめたように80過ぎのおばあさんをこれ以上苦しめるのやめてあげて。

 

愛を歌うバンドマン。

そこに愛はあるんか。ほんまに。

 

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問題上司?

前職場での私の後任の方が鬱病になりかけている。

管理職(私)の後釜ということで、他部署で管理職をしていたAさんが引き抜かれた。
私より年下で将来有望なAさんは期待値マックスで迎えられ、私とバトンタッチしてから数ヶ月、全力で頑張ってきて疲弊してしまったのだろう。

私と違い、気遣いの人なので、愚痴や不満を立場的に誰にも言わず、自分の中だけに抱え込んできたに違いない。
私は立場なんていいやと、歳の近い契約社員さんと上司の愚痴を言い合って発散していたけれど。(最低)

真面目で完璧主義の人は鬱になりやすいと聞くが、まさにそんなAさんは、心療内科でドクターストップがかかり、会社を去る決心をしたのだ。

あの上司の下で働く立場の気持ちを、唯一わかる私に連絡をしてくれたのは、よっぽどのことだろう。

長年その立場を務めた私は、意外と図太かったのか?と思うが、私のように平社員の下積みがあって業務に慣れてから昇進した者と違い、Aさんは他部署から来たばかりで仕事上も覚えることが膨大にある上、管理職としての職務も果たさねばならず、私とは重圧が比べ物にならない。

 

もっと上手に育ててあげられなかったのか。ただただ詰め込めばいいってもんじゃないだろが。そして思うようにならないと感情的になるいつもの癖も直そうよ。

やっぱりあの上司は元凶なのだ。
しかし上司が仕事を回しているのも事実ではある。そういう体制になってしまったのを会社が放置しているのが問題なのだろう。

典型的な、管理が行き届いていない組織。

 

過去の会社話です↓↓

bittersweetfeeling.hatenablog.com

 

会社の行く末を案じた私は、退職時に上司の問題点を社長に伝えたが、勿論会社は私なんぞより会社を一身に支えている上司が大切なので、私の意見は無視され何の改善もされないままに、付け焼刃的な対処でAさんを異動させて穴埋めをした。

その結果がこれだ。ザマミロ

いくら賃上げをしたところで会社に問題があれば、いい人材は残らないということを思い知るのではないか。(私の退職後に賃上げした会社。怒)

 

気の毒なのはAさんなのだけど、こんな会社に見切りをつけられて結果的に良かったと思いたい。

元々上司お気に入りだったAさんが来てくれたおかげで、引継ぎ期間は上司の機嫌も良く、パワハラも影を潜め、ギスギスしていた職場の空気感も和み、むしろ楽しく働くことができ、アレ私なんで辞めるんだっけ?というくらいだったのだ。

ある意味私のせいで異動させられたのに文句ひとつ言わず、気持ち良く送り出してくれた優しい人だった。

Aさんはそれまでの部署でも部下に慕われており、その秘密はズバリ「褒めて育てる」ことだ。上司と全然違う。
私は上司に褒められることは稀だったので、Aさんに仕事ぶりをやたら褒められて面食らってしまったが、褒められて嫌な人間はいないはず。

それまで管理職としての自分に自信を持てないでいたが、私も捨てたものじゃないのかもと単純に思えたし、自尊心や自己肯定感を取り戻した。これはいずれまた働こうとしている私にとって、とても大きなことだった。まだ社会でやれるという前向きな気持ちになれたからだ。

 

短い期間で色々学びをくれたAさん。とても感謝している。
絶対に立ち直ってもらいたい。
まだ鬱の初期なので、早く自分で気づいて逃げる決心をしてくれて良かったと思うが、こんな私を頼ってくれて嬉しい一方で、何もできない自分がもどかしい。

話し相手になるだけでも少しは助けになるだろうか。

どうか受けた恩を返せる機会になりますように。

 

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職安の公募で考えた

失業認定日にハローワークへ行ってきた。

前回4時間待ちの経験から今回も覚悟して行ったが、なぜか空いていて30分くらいで手続き完了となり、拍子抜けしてしまった。

前回共に行列してた方達はもう仕事が決まって働いているのだろうか…?

 

とりあえず職業相談コーナーにあるパソコンで仕事を検索してみる。

全く期待してなかったけど、家から徒歩5分圏内で割と高収入の公募を発見した。ただ私の希望の週3~4日ではなく、週5日勤務だ。

しかし。それでも家からの至近距離と高時給を見た途端にググっと惹かれた。
結局金ナノカ?と自分で自分がわからなくなる。

徒歩5分って何て魅力的なんだろう。
この辺からビジネス街へ出るのは近くても片道45分、往復では最低でも1時間半。通勤時間を有効に使えるタイプではないので、毎日1時間半と満員電車に耐える体力を、無駄に費やすことになるのだ。

それがなくなり、残業もなしなら、週5日勤務でも、体力的に楽なのではないか?
職務内容がキツイかもしれないが、それはどこも同じだとして。

 

前職場を退職後は、扶養内で週3〜4日程度のパートで働くと決め、その分自分の時間を充実させ、親の世話等が無理なくできたら、と思っていた。

ただ扶養内だと103〜130万の壁で収入はわずかだ。それもわかっていたし、それでいいつもりだった。人生お金じゃないのだから、と。

しかし辞めてから失業保険が出るまで2か月間無収入の生活が続き、ATMで引き落とし時に目にする預金額が減っていくばかりの現実に、段々と一抹の不安のようなものを心に抱き始めた。

夫だってそこまで高給取りではないし、年金だって当てにできるかわからないし、本当にこれで大丈夫なのか。。一応まだ体力の限界ではないし、簡単な事務くらいならこなせる(つもり)なのに、稼げる時にそれを放棄していいのか?

 

こんな風に思うのには、退職後に始めたサークルで出会った人たちの影響もある。
こういう趣味のサークルに来る人たちは、定年退職したか、生活に余裕のある悠々自適な暇人ばかりかと、大変失礼な偏見を持っていたが、実際は違った。平日は週5で働き、週末をサークル活動に充てる60代半ば〜後半のおじさんたちが沢山いるのだ。

そして彼らは、ちっともしょぼくれてはおらず、元気ハツラツ、ハードなスポーツをバリバリにこなすパワフルおじさんばかりなのである。

生まれ持った体力的な差はあるのかもしれない。そうだとしても、仕事と趣味を両立して人生を謳歌する先輩たちを前に、私はなんだか自分て甘ちゃんだなという気がしてきた。もう働かないで(もしくはゆる~く働いて)ゆっくりしたいって思うにはまだ早いのかなと。

 

当り前だけど、お金がある方が気持ちに余裕が出る。正直今は、どこか気持ちに余裕がない心地悪さを味わっている。
自分の稼ぎがあった今までと違って、買い物するのも、美容院に行くのも、何にしてもお金を使うことに、ちょっとためらう自分がいる。

収入が無くなってみて初めて、自分の能力の対価としてお金を得る”働く”という行為が、実は楽しくて尊いことだと感じた。その結果として生活が潤い、イチイチためらわないで買い物できるのは、人間の基本的な幸せなんじゃないか、などと思ったのである。違うかな?

 

こんな風にその時々で気持ちが揺れ動いてしまう私のような人を、どこかで見たような気がしたが思い出した。最終回で大ブーイングを受けたドラマ「あなたがしてくれなくても」のミチだ。どうしたいの?って感じが似てる。

 

話が逸れたが、ハローワークでみつけた高収入の仕事。
色んな思いと葛藤しながら、流れにまかせてとりあえず応募だけしてみようと、意を決して相談窓口に申請すると、なんと公募期限が過ぎているとのオチだった。

 

だめと言われると益々気になるのが人間の(私の?)サガ。

またそのポジションの誰かが辞めて公募が出ないかな~と、今現在の私はチャンスを狙っている。

 

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ドタキャン(とヘルペス)

最近忙しく、、と言っても働いている方々に比べたら全く"忙しい"の質が違うのですが、実家通いやらサークルやらで疲労がたまり、ヘルペスウイルス持ちの私はしっかり口唇ヘルペスを発症してしまった。

 

父親譲りで子供の頃から口唇ヘルペスがよくできた。それも特大。上下の唇だったり、口の端っこだったり、大きな水膨れができて目立つ。

何十年も前の子供時代は、今と違ってマスクをする人は珍しくて、風邪をひいてよっぽど咳がひどい時に着用するかしないか程度の使用頻度だったので、隠すこともできずとても恥ずかしかった。若い時なんかは私以外にヘルペスができてる人を見ることがないくらいだったので、私の唇を見て初めてヘルペスを知る人もいてよく驚かれた。

だいたいマスク着用が自然になったのもここ数年のことなので、40代までは痛々しいヘルペスを晒して生活していた。30代始めの頃に初めてヘルペス仲間を見つけた時は、それはそれは感激したものだった。

最盛期は唇が腫れて大層醜いが、治りかけは固まってカサブタになるので余計目立つ。食べる時に大口を開けたり、笑ったりするとピキッと裂けて血が出てくる。ティッシュで拭いてもまた血が滲んでくる。その状態で人と向き合って話すのはかなりの抵抗があるが、仕事中だと仕方がない。

なんでもない人ならまだいいが、ちょっと好意を持つ人にその醜い唇を見られることが本当に嫌だった。

ほとんどの方は気づいても、何か察して触れないでいてくれるが、喋りながらも目線が唇に一点集中している気まずさを何百回と味わった。

最近は口唇ヘルペス治療薬のCMが流れるくらいメジャーになったので、慣れた人だと「誰かの血吸ってきたんですか?」と笑いに変えてくれたりして、大変有難く思ったものだ。

ヘルペスはどうでもいいのだが、とにかく体調不良の時にできるので、健康のバロメーターになっていて、最近怠かった。

だが今日は来客の予定だったので、数日前から割と無理をしてちょこちょこ掃除したり買物したりと軽く準備をしていた。

 

前職場の同僚で、私より数年先に辞めていった2人。私としては苦しい時期を共に過ごした同志のような存在なのだ。10歳以上あちらが歳下だけど、仕事もできるし、相性的な面ではストレスもなく、数年間一緒に働いて良い関係性を築けた。(と思ってる)

私が数ヶ月前に退職した時も、退職祝いと称して食事会をしてくれた。その時に、次は私の家でランチ会をしようという話になった。

5月に予定していたランチ会は、1人の都合が悪くなり中止になったので、今日に変更された。

そして今日、また当日にドタキャンとなった。

前回都合が悪くなった子の、5歳くらいの子どもが便秘で幼稚園に行けなくなったためだ。小さい子がいると、そういうことは付き物なので仕方がない。全然問題ない。

 

ただこうなることを薄っすら予感していた自分。

 

なぜなら今までの記憶を遡ると、その子は3回に1回くらいはドタキャンすることがあったからだ。

別にそれを責める気はない。本当に運悪く都合が悪くなったり、体調が悪くなったり、気分がのらなかったり、事情は色々誰にでもあるし。

 

ただ。あんなに職場でちゃんとしていて、仕事もやりやすく、分別もわきまえていて、人間的にも大好きな人で、それだけに、なんでなんだろうと不思議に思ってしまうだけだ。

 

初めての約束の時は、意外なドタキャンに驚いた。
「表面上は仲良くしていても実は私のことがあまり好きじゃないのかも、無理してたのかな」と思ってこちらからは誘わないようにしようと決めた。
だが彼女からまた誘ってくれて、実際に実現したので、この前のドタキャンは本当に体調不良だったのか、とホッとした。

その後も同じようなことがあったが、会えば楽しく盛り上がるし、嫌われているわけではなさそうなのだけど。

5月にうちに来るという約束は数日前に延期してほしいと連絡があったので、さほど痛手はなかった。飲み物やお菓子は買ってしまっていたけど、たまたますぐ後に夫の弟家族が来たので消費できた。掃除もしていたので助かったくらいだ。

 

そして今日に変更されたランチ会。嫌な予感が拭えなかった。
別に大したことじゃないからいいのだけど、事前に家をピカピカにしたり、多少の料理を考えたり、おもてなしの飲み物食べ物を買って、それが無駄になるのが残念なので、数日前に確認の連絡をした。

もし気がのらないから来ない、とかでも構わない。とにかく無駄な努力をする前に、先に言って欲しかったので、「都合が悪くて変更したければ全然構わないので言ってね」とキャンセルのチャンスを与えるような文にした。

でも当然「今のところ大丈夫!楽しみにしてます」と返ってくる。

それでも私の野生の勘だったのか、体調不良のせいなのか、なんだか無駄な気がしてやる気が起こらず、ギリまで動かなかった。が前日になってもキャンセル連絡がなかったので、やっと普段はやらないような細部の掃除を始めたのだった。

本当に来るのならさすがに見える部分は綺麗にしておきたい。キッチンやトイレ、洗面所を念入りに掃除した。怠いけど窓ガラスやスリッパの手入れもした。

食事はピザのデリバリーで手抜きをするが、それ以外にも少しは準備をしておかないと、と思い、サラダの材料を買い、万が一でも日持ちがする肩ロースのチャーシューを作っておいた。勿論飲み物、お菓子類も購入。

 

今朝起きて、キャンセル連絡がなかったので、もう今日は来るのだろうと、サラダを作り、テーブルセッティングをしていたら、ラインが鳴った。

嫌な予感しかしなかった。

「子供のことで少し遅れます」→「何時になるかわからないので先にやって下さい」→「ごめんなさい行けません」

 

二人だけでやるより、また全員揃った時にしようということでお開きになった。

 

全然怒りとかは一切ない。

ただただ、謎。
嘘ではないと思うんだけど・・・本当に運が悪いのか?それとも来たくないのか?

 

ドタキャン”キャラ”確定ということでいいですかね?

 

今日は休みの夫も朝から支度をしてくれていた。(2人は夫とも知り合い)
とってしまったピザは夫とのランチにした。ダイエット中の私にはめちゃくちゃカロリーオーバーだったが、たまにはいいか♪
夕飯もチャーシューがあるから作らなくていいし♪

 

そして、たまに来客がある時しか、家の中を念入りに掃除することもないので、そのいい切っ掛けになったね♪
と気が抜けたように言う私を、気の毒そうに夫が見つめている。

 

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