専業主婦に憧れて

退職後の時間潰し日記

TOTO来日(notトイレ)

今日は待ちに待った、ロックバンドTOTOのライブ。
しかも日本公演の千秋楽なので盛り上がるんだろうなー。ワクワク。

興奮を抑えるべくブログを綴る。
会社員の頃は、どうか急な残業になりませんようにとヒヤヒヤして過ごしたのも懐かしい、と余裕をこいてみる。

 

しかし自分が演奏するわけじゃないのに、毎回緊張するのはなんでなんだろう。

○無事に100%のコンディションでライブを堪能できるのか。
○憧れのあの人と目が合ったらどうしよう。(どうもしない)

大きな理由はこんなとこだろうか。(゚Д゚)ノ

 

学生の頃は、毎回ウォークマンをこっそり持ち込んでライブを録音していたので、開場時の持ち物チェックで心臓バックンバックンしていた。

苦労して?録音したカセットテープを最近デジタルに起こしたので、永久保存できる思い出となり喜んでいる。勿論音は悪いけど。

 

TOTOのライブは大昔の留学中にも行ったのだが、日本とアメリカの人気は比例しないので、アメリカではやや小ぶりな会場で開催され席も全部埋まっていなかった。

それはあるあるだが、日本ではチケットがソールドアウトするバンドが、アメリカでは小さなライブハウスで演ってたりして、すぐ近くで見られるから私的には大変に有難かった。

そしてどのバンドも、ライブハウス前で待ってたりするファンと、気軽にお喋りしてくれるし写真も撮ってくれる。写真では頼まなくても肩を組んでくれたりして、満面の笑みでぴったりとくっついてくれるのだ。

それがあまりにも自然だから、こちらも普通に会話しちゃったりして、ファンとスターというより、人と人との触合いという感じ。よく考えたらスターといえども、同じ人間なんだって思わせてくれた。

ある日当時人気だった日本のバンドが私のいた街に撮影に来ていて、偶然出くわした私は、いつもの現地ミュージシャンと話す感覚で、何してるんですか?と軽く聞いてしまったのだが、あちらはだいぶ引いていた。

写真を頼んでみたが、当然肩を組んでくれるわけもなく、私と絶妙に距離がある写真を撮ってくれた。ファンじゃないからいいけど。

突然馴れ馴れしく話しかけたのは失礼だったのかもしれないが、特別ぶってる日本人バンドと、誰とでも気さくに接するアメリカンバンドとのお国柄の違いを強く感じた出来事だった。

帰国直後はそんな感覚でいたものだから、日本プロモーターの海外ミュージシャンの扱い、鉄壁のガードを奇妙に思った。

神様仏様かのように特別扱いするっていうか。VIPの値段も無茶苦茶高いし。
庶民は近づくなよ、みたいな。考えすぎか。

え、同じ人間だよ?って疑問に思ってた、しばらくは。

帰国して何十年も経って、日本の風土にどっぷり浸かった今となっては、海外ミュージシャンと口を利くなんてとんでもない!私如きが!という、かつての自分にすっかり戻ってしまっている。

というわけで緊張マックスで武道館へ参戦してまいります!!!

 

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