専業主婦に憧れて

退職後の時間潰し日記

ひとりで過ごす

夫が帰省して私一人きりの3日間だった。

暑さで引きこもって丸一日誰とも喋らない日もあった。

いつも昼間一人でいても夜には夫が帰ってくるから、人恋しいとか思ったことは一切なく、なんならテレビの音もうるさく感じてだいたい消してしまう。
(若い時は家にいるとなぜかテレビをつけて見ないのに流していた)

それが一人っきりになったらテレビを消して静寂の中にいるとなんだかロンリー感が際立ってきて、見たくもないテレビをつけて過ごした。

意外な発見。
一人時間が好きな私でもそんな風に感じるんだ。

別に夫が恋しいわけではないが(え?)、何気ないラインをしてみる。
彼は実家で相思相愛の甥っ子と遊んでいるので私なんぞを構ってくれない。

そんな時、ふと思い出した過去の友達以上恋人未満の友人にラインした。

楽しく会話してお互いに存在確認のような感じで満足して終わる。

ラインだけでも彼と繋がってることがちょっと嬉しかったりして。

 

自分からラインしといて、罪悪感、、何やってんだか。

別に何するわけじゃないからいいと思うんだけどラインくらい。

なんだろうなぁ。夫以外の異性と関わっちゃいけない、なんてことないはずなんだけど人間として。

でも夫の知らないとこで別の異性とラインする、しかもそこにほんのちょっぴり微かな好意?下心?みたいのがあるから(はっきり言っちゃった)罪悪感なんだろうな。

でもほんのちょっとだよ。別に何も企んでないし期待してないよ。

だってそもそも業務上とかのマストじゃないところで、全く好意のない人とライン交換しないし友人関係って続かなくない?(なぜか必死)

 

やっぱり今は便利すぎるんだ。

昔は電話や手紙だもんね。伴侶以外の人と簡単に連絡も取れなかっただろうし。

今はラインひとつですぐ会話できちゃうから。これがいいのか悪いのか。

既婚者の人に聞いてみたい。
伴侶以外の異性と普通にラインでやり取りしますか?って。

そんなの普通のことだよ~と言ってもらえたら、ちょっとホッとする。

まぁ人によってそういう境界線も様々だから何とも言えないけど。

でもなぁ逆に夫が誰かとラインしてたらちょっと嫌だよね。勝手だなぁ。

 

でもそれって、もっと夫と共感しあえる仲だったら、他の人との繋がりを求めたりしないのかも。期待通りの言動をしてくれない夫への不満を、他の人との関わりの中で解消しようとしてるのかな?

夫だって私に不満があるだろうけど。
私は割と理解ある妻だと思ってるんだけどなー。これも独りよがりなんでしょうね。

 

そんなこんなで今日はもうすぐ夫が帰ってくる。

またいつもの日常。

楽だった手抜き夕飯や、その辺に使った物を出しっぱにしとくのもおさらば。

テレビは消したままでいられる精神状態。

夫の帰宅前に自分の心の整理をして、夕飯の準備だ。
いや整理できたのか?

 

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今更の親知らず

退職して4ヶ月。あっという間に経ってしまった。

もうそろそろ社会復帰しないとと思ってはいるが、その前に片付けた方が良さそうなことが。

無職の内にと何気なくメンテに行った歯医者で親知らずの抜歯を勧められ、紹介状を持って大学病院へ行ったところ、入院して一気に抜歯したらどうかと言われたのだ。

 

なんの自慢にもならないがこの歳にして親知らずを抜いたことがなく4本揃っている。歯茎に埋没したまま悪さをしなかったからだ。

ところが気づいたら一本だけ可愛らしく頭をちょこっと出していた。そこが初期の虫歯になりかけているらしい。

そして歯医者さんは、万が一虫歯が進行するとその隣の歯に影響が出てくると脅してくる。
ヘタするとその隣の歯まで抜歯することになるかもしれないと言うのだ。

しかも年を取れば取るほど歯茎は弱り、抜歯の負担は大きくなってくるという。若い内、いや決して若くないが、今なら負担に耐えうる年齢ギリということのようだ。

 

そもそもは、頭を出している左上一本だけの抜歯を勧められたのだ。それ以外は横向きで歯茎に埋まっているので大丈夫と。ただ左下の親知らずだけは表面に近い位置にあり、仮に歯槽膿漏などで歯茎が弱ると隙間から菌が入りやすくなり、もし虫歯になるとまた隣の歯に影響する可能性があると更に脅してくる。

だがあくまでも可能性なので、そこは大学病院で相談するように言われていた。
右側2本は完全に横向きで埋没しているので抜く必要はないですと。

わかりました~と言いながら私の中では左上一本のことしか頭になかった。
まだ頭を隠しているならわざわざ痛い思いして他の歯を抜くことないっしょ。と。

 

大学病院でレントゲンをとって結果を待つ間、左上だけ抜歯しましょう。という言葉を信じて疑わなかった私だが、無情にも先生は言った。

3本抜いた方がいい親知らずがあります」

 

は、はい?

左上の親知らずは抜くべきなのは理解した。町医者と同じ説明だった。
しかしあとの2本は??

予想外のセリフに呆然としながら説明を聞いたが、要するに将来の災いとなる可能性を排除するために、今全く問題がない状態なのだけど、抜いてしまうことを推奨するということなのだった。

かろうじて一本だけ肉の奥の方に奥ゆかしく横向きで寝ている右上の親知らずだけは難を逃れたらしい。

 

しかし、この抜歯はマストではない。今現在何も支障がないのだから。あくまで推奨はするが決めるのは私だという先生。

おまけに抜歯方法も私次第だという。

①日帰りで部分麻酔で一本ずつ数日に分けて抜歯。

または、

②入院して全身麻酔で一気に3本抜歯。

 

根っから優柔不断の私には難しすぎる選択。むしろ先生に決めて欲しいくらい。その場では決断できず、夫と相談してからと結論は持ち帰りに。

 

そして夫は、入院したら?と軽く言うのだった。

確かに全身麻酔なら恐怖も痛みもなく終わるけれど。。

 

入院て面倒くさい。手続きとか荷物の準備とか。
それに相部屋ってちょっと気を遣う。私の歯ぎしりうるさくて申し訳ないし。

前日から手術前の説明とか処置とかあるし、当日手術を待つあの緊張感。そして実際の手術室のベッドに横になる時の恐怖。よくドラマで見るあの眩しいライトに照らされる瞬間。

これも自慢にならないけど今まで4回の手術入院経験ですっかりトラウマ化しており。もう懲り懲りなんだが~。

ま、抜歯だから、過去の腹切り手術に比べたらきっと術後の痛みとかは楽なんだろうけれど、それでもやってみるまでわからないという恐怖心はある。

 

だいたい本当の本当に親知らずの抜歯は必要なのか。
金儲けのために勧めてない?先生。
だって1本の予定が3本よ?おばちゃんは疑り深い。

これが虫歯かなんかで痛くて痛くてもう抜いて下さい!って状態だったら迷いもしないだろうが、今何にも痛くもなく全く問題ないのに将来の可能性のためだけに潔く抜きます!とはどうしても言い切れない。

親知らずの抜歯といえどもリスクはあるわけで、必要ない手術を受けて、かえって体に悪いってことはないのか。

これが30代くらいまでの若さだったら、将来のために、と思えるけど、もう人生後半戦の50代。これまで悪さしなかった子(親知らず)が、今更暴れ出すとも思えないんだけど。

そういうのって素人にはわからない。
歯科医師の脅し、いや勧めを突っぱねられるほどの確固たる知識はなく、推奨された方を選択するのが良いんだろうなぁとぼんやり思うことしかできないのである。

というわけでやっぱり抜歯することになるのだろう。なんだか解せないが。

3回も抜歯に通うのは体力・精神的にキツイので入院か。

入院予約は10月まで取れないそうなので、必然的に社会復帰はそのあとからになるが、これでいいのかなんなのかよくわからないまま、まな板の上の鯉になろうとしている。

誰か抜く必要はない!と言ってくれないだろうか…

 

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祖母の教訓

☆前回のブログに温かいお言葉や沢山のスターをいただきましてありがとうございました!

 

昨日は、侍のような男気溢れた父の命日でした。

コロナ禍に亡くなり通常の見送りができなかったのもあり、未だに胸の奥にしまって見ないようにしていた悲しみに勝つことができない自分です。

 

代わりに祖母のことを書きます。(父方の)

祖母は大阪に嫁いだのですが、夫の浮気が発覚し、幼い子供四人を連れて上京した逞しい女性です。

別居後に祖父は若くして病気で亡くなったので(私が生まれるずっと前)幼い頃の私は存在を認識していませんでした。ちなみに物心ついてから写真で見た祖父は舘ひろしそっくりでした。

詳しいことは知りませんが、祖母は子供を育てるために色んな仕事をしたようで、中でも屋台のおでん屋さんをやってた話は驚きました。というのは祖母は台所に立つことが少なかったからです。台所仕事は母に全面的に任せていました。あたしゃ若い時に苦労したから、老後は楽させてもらうよってことだったみたいです。

ただ冬になるとストーブの上でコトコト煮てくれた小豆が美味しくて。市販のものよりずっと柔らかくて好きでした。石油ストーブのある昭和の風景も懐かしいですね。ヤカンでお湯沸かしましたよね、同世代以上の方限定かな。

 

明治生まれの祖母ですが、あの時代に離婚してシングルマザーってなかなかすごくないですか。

とても芯の(気の?)強い人だったんですよね。
勿論孫には優しかったですが。

親が共働きだったので、小学校から帰宅するといつも祖母が見ている時代劇を、隣に座って見ていました。

銭形平次大岡越前、遠山の金さん、桃太郎侍暴れん坊将軍子連れ狼大江戸捜査網座頭市水戸黄門、etc.大抵の時代劇は見てました。

いくつかのテーマ曲は今ふと耳にすると、幼少期の風景が浮かんで、キュンとするようなノスタルジックな気持ちになるから不思議です。

秀逸な曲も多くて、中でも大江戸捜査網のテーマ曲はめちゃくちゃカッコよくて今でもテンション上がります。大岡越前もいい曲ですよね。銭形平次も調子が小気味良くて好きです。

是非聴いてみてほしいです。


www.youtube.com

 

ドラマ内の「死して屍拾うものなし」のナレーションは毎回しびれましたね~。笑

 

比較的元気だった祖母は78歳でくも膜下出血に倒れ、救急車で運ばれた病院で意識が回復したのものの、そのまま緊急手術をした後は意識が戻らないまま数ヶ月で亡くなりました。

30年以上前なので、その時は仕方がないのだと諦めましたが、今考えると医療過誤だったのかもしれません。

手術前は意識があり話すことができ、医師からも六割方成功するとの話だったのに、結果は違ったからです。

一度でいいから話したい。奇跡を祈りながらお見舞いに通いましたが、そんなに都合良く奇跡は起こらず、それまで良い孫じゃなかった私は罪悪感でいっぱいになり、絶望しました。

時には悪態をついたり家事の手伝いをしなかったり、最低の孫だったことを謝りたかったけど、それは叶わなかった。謝っても今更なんだけど。

後悔しかなかったです。何十年経っても祖母を思い出すと申し訳なくて涙が出てきました。泣かずにいられるようになったのはここ数年です。

祖母が入院してる時に、通学の電車内で思い出してしまい、初めて公の場で号泣してしまいました。涙が止まらなくて困りましたが、困ったのは周りにいた乗客の方々だったかもしれません。

 

亡くなって初めてわかる存在の大きさ。
そういうのに気づかせてくれたのが祖母でしたね。

祖母が亡くなった日は、10代の私のそれまでの人生で一番悲しい日でした。
葬儀の最中はずっと、おばあちゃんごめんなさいしか思ってませんでした。

祖母の死で私が実感したこと…
当り前の毎日は当り前じゃない。人はいつ死ぬかわからない。後悔先に立たず。親孝行したい時には親はなし。

身近な家族を亡くす辛さ、悲しさを、嫌というほど思い知りました。

祖母が身をもって教えてくれた教訓を心に刻んで生きてきましたが、今現在母との接し方に活かせているのか…。

今後も人生修行頑張ります。

 

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届かない感謝

顔も名前も知らないが、とても感謝している人がいる。

その方とは約2年前に始めた犬のインスタで知り合った。

うちのわんこは"私にとって"世界一可愛いが、いわゆるスター犬のルックスではないし特技もない。

他の方達のわんちゃんの写真は可愛いだけでなく、色んな加工でお洒落に編集されていて、始めた当初それを見ただけでアナログ世代の私は気後れしてしまった。

利用者同士の交流も盛んで、元来人見知りの私は、そこに入れる気はしなかったし、入る気もなかった。他の方とは関わらず、思い出の保存場所としてひっそりとやっていこうと。

 

しかしその方がフォロー&コメントしてくれた日から、インスタライフが変わった。

彼女は私がアップする平凡な写真に、毎回真っ先に優しいコメントを残してくれた。

私と違ってすでに大勢のフォロワーがいるアカウントだったが、うちの平凡なわんこを可愛いと言い、知り合ったばかりの初心者の私にリレーなども回してくれた。

まるで新入りの私に手を差し伸べて、優しく受け入れてくれるかのように、どんな投稿だろうと必ず見て、すぐに嬉しいコメントをくれる。それは初めてのインスタにビビっていた私にとって、とても心強くて有り難かった。

彼女とのやり取りのお陰で自然にインスタに慣れていき、他の方に自分からフォローやコメントも臆さずするようになっていた。

いつの間にかインスタは、思い出の保存場所から、皆のわんちゃん猫ちゃんを愛でながら飼主さんと積極的に交流する場所になり、すっかり今では欠かせない癒しの場である。

彼女にそんなつもりはなかったかもしれないが、こんなにインスタ交流を楽しめるようになったのは完全に彼女の手引きのお陰だった。私にとっての恩人なのだ。

 

誰にでも気さくにコメントする様子や内容からも、彼女の優しい人柄が伝わってきた。自分より他人を気遣うようなコメントが多く見受けられた。

私が出会う前には愛犬を相次いで亡くし生きる気力を失いかけたり、ご自身も難病を抱えて好きな仕事を辞めざるを得ない過去があった。

投稿を遡って見ると途絶えている時期があり、詳しくは書いてないのだが、気になって時系列でよく読むと持病のせいで倒れて入院していたのだと察した。その後新たなわんちゃんを迎えたことで再び前向きに生きる気力を取り戻し、立ち直ろうとしていた。

その難病の診断は難しいそうで、誰かの役に立てばと、参考までにご自身の体験談をたまに載せたいと言っていた。人のためなのが彼女らしかった。

愛らしいわんちゃんの写真で溢れるアカウントなのだが、彼女の過去を知ると胸が苦しくなった。

 

ある時私の投稿に彼女からのリアクションがなかった。毎回真っ先に反応してくれるのに、忙しいのだろうか。そういえば彼女の投稿にした私のコメントにも珍しくリプがなかった。
毎日まめに投稿されていたアカウントも数日間更新されなかった。どうしたんだろうと思いながら日々の忙しさに流されていた。

数日後アカウントが更新された。
やっぱり忙しかったのかと軽く安堵しながら読んでみると、彼女のご家族の代筆で、亡くなった旨が書かれていた。

 

絶句した。

 

恐らく最後の投稿をしてすぐ、数か月前に倒れた時と同様に、突然倒れてそのまま逝ってしまったと。

最後の投稿動画は前編後編になっていて、前編で終わっている。後編は永遠に見られない。

 

ショックと共に、怒りが湧いた。

あんなに親切で優しい人が。

もっと先に逝くべき悪者は他にいるじゃないか。

苦難を乗り越えて前向きに生きていこうとしていた人の命が突然絶たれてしまう無情。

 

やり切れず号泣した。全然涙が止まらなかった。

会ったこともないのに。SNS上でしか知らない人なのに。

どうしてこんなに悲しいんだろう。

知らない人を思って号泣し続ける自分が滑稽だったが、説明できない悲しさ、悔しさが込み上げてきてどうにもならなかった。

何日間も毎晩、一人になると彼女のことが頭に浮かび、泣き続けた。

知り合いなら葬儀に行ったり墓参りに行ったりで、気持ちの整理が少しだけでもできるが、この場合はどこにもぶつけようがない。

ご本人の姿形は浮かばないまま、インスタで偲ぶしかないのだ。

何も知らないままに、そこにある情報だけでその人の人生を想い、むせび泣く自分。

これって一体なんなんだろう。何の感情なんだろう。

とにかく切ない。哀しい。寂しい。悔しい。その人に触れたこともないのに。

味わったことのない感情と折り合いをつけねばならなくなり、SNSが孕んでいる怖さのようなものを感じた。

SNSがなければ、名前も住所も命日すら知らない人を想って泣くという特異な経験をすることはなかったのだから。

 

彼女の死はなぜか現実よりもリアルに重くのしかかり、どうしても気持ちの整理がつかない私は、彼女が読むことがないとわかっているDMに、もう届かない感謝を書き綴った。するとご家族から返信をいただき、逆に励ましてもらうという申し訳ないことをしてしまった。

でもその文面からは、彼女が思っていた通りの素晴らしい女性だったこと、そして不思議と彼女をそばに感じているというご家族の思いがわかり、少しだけ心が落ち着いた。

現実世界で繋がっていない私にできるせめてもの供養は、彼女から学んだことの実践ではないか。ひとつは、常に他人に親切にすること。

そして彼女が望んでいた、動物や子どもたちが幸せな世の中の実現のためにできることをしていくこと。彼女がいつもチャリティーや慈善活動に敏感で、インスタで発信していたように。

姿のないSNSへの複雑な思いは否めない。ただ予想しなかった出会いをもたらしたのは、現実なのだった。

 

忘れられないママさんへ(インスタ風)

親切にしてくれてありがとう。天国で愛するわんちゃんたちと再会して、穏やかに暮していますか。いつかそっちへ行ったら、わんちゃんたちを頼りに探すね。もし会えた時は動画の後編が見たいよ

 

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下手の迷走

週一で参加しているスポーツサークル。

「皆で楽しみましょう」をコンセプトにしているものの、レベルが高すぎて、私らヘタっぴ族は心が折れかけていた。

練習に参加するため家を出るのに気が重い。

皆さん優しくて熱心に教えてくれるが、なんせ一緒に試合をすれば、うちらはミスってばかり。それを責める人もいないけど、勝手に委縮し益々動きが硬くなってミスるという悪循環に。

また教えてくれる人により言うことが違うので、ヘタッぴ族は混乱し、陰で不満を言う人もちらほら。教え方が下手だとか、言い方がキツイだとか、毎日会社で我慢してるのにサークルでも色々言われたくない、とか。

なかなか進歩しない我々に、コーチが真剣に指導すればするほどこちらは息苦しくなってきていた。

別にプロを目指しているわけじゃないし、好きにやらせてくれぃと自我が芽生えたヘタッぴたちだけで、一度別の場所でやることにした。

 

いつもと違いお気楽に活動場所へ向かう。

サークルは基本真剣勝負だから、ふざけたことは言えない空気があるけれど、このメンツなら冗談言いながらでいいし。ミスしたってお互い様だから構わないし。何のプレッシャーもない。

しょっちゅう休憩してお喋りしながら、緩い練習を楽しんだ。

しかしヘタ同士で練習しても得るものはなく、なんとなく物足りない。
最後まで手応えがないまま、遊び感覚で練習を終えた。いつものような身体的疲労感は全然なかった。

帰宅してぼんやりと考える。
精神的には楽だけど、これを続けても技術的な進歩はないだろうなぁ。

 

結局サークルに何を求めるかなのだろうけど、勿論楽しさはその一つだけど、やっぱりやるからには上達もしたい。

レベルが高くてついていけずくじけそうになっていたが、亀のようにゆっくりだけど少しずつは進歩しているはず。もう少し辛抱して続ければもっと成長するかもしれない。何だかんだ言っても、指導してもらえるって有難い。

多少口うるさい(すいません)コーチも真面目なだけだし、改めて考えると、他の方々もヘタな我々に親切にしてくれるいい人たちばかりなのだ。

嫌になってそこから逃亡した結果、やっぱり恵まれた環境だったとわかったのだった。

なんだか勝手なのだが、一旦離れようとしたからこそ、サークルの有難さに気づけたので、結果的には良かったと思う。

逃亡者は四人いた。その内の一人が私と全く同じことを感じていて、あんなに辞めたいと言っていたのに、今一番やる気満々でサークルに復帰しているのだから、人間の心理とは奇妙なものである。

あとのメンツはあの時の緩さが心地良かったようなので、この先どうするのかはわからないが、もう皆いい大人なのでそれぞれで判断するだろう。若い頃なら裏切っただのなんだのと揉め事になったかもしれない。こんな時だけは年取ってて良かった。

そんな我々の迷走を知ってか知らずか、その後もコーチたちはあれこれと我らヘタッぴの世話を焼いてくれて、大会を目標に頑張ろうと言ってくれる。まだ無理だけど!

一度は離れようとした申し訳なさをそっと胸に秘め、新たな気持ちでこのサークルでやっていく腹を決めた、迷える我らである。

 

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ネッククーラーのすすめ(純粋に)

連日の猛暑の折、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、使用してみてとても良かったネッククーラーについてです。

※回し者ではございません。アドセンスアフィリエイトも何のこと?な私が、何一つ得にならないのに、とにかく本当に良いので使用者が広まることを願って書きます。

こちらです。↓

 

と言いましても私が買ったわけでなく、暑がりの夫が購入したのですが。

なぜか外では使わないそうなので、ならば私が外出時に使う!と借りてみたのです。

だってこんなもん酷暑の中でこそ良さが発揮されるわけでしょ。宝の持ち腐れってやつですよね。

なんで外でつけないかって、多分恥ずかしいんだと思います。カッコつけマンなので。(死語?)

確かにちょっとイカツくて、着用した姿はいわゆるロボットっぽく、あるいはむち打ちギプスを連想させることは否めないのですが、そんなことよりこの暑さを少しでもしのぐことが重要です。そもそも自意識過剰なだけで、大して周りは見てないですよね。

さて早速感想ですが・・・快適です。
私的にはサイコー。

勿論これを着用したからといって全身が涼しいわけではないのですが、首の両サイドに触れる冷却プレートがずっと冷たいのはかなり心地良いです。そして風量の調整可能な両サイドからの送風も、ないよりは助かります。

地面からの照り返しや吹き付ける熱風はどうにもなりませんが、体の一部に冷たい感触があると、暑さの体感が少し和らぐ気がします。

今までは保冷剤が入るタオルを巻いていましたが、外に出ると数分で溶けてしまうので冷たさは持続しませんでした。

ネックリングはつけたことないけど、冷たさが保たれるのは長くても1時間くらいのよう。長時間の外出には向いてないのかも。

その点こちらは充電さえしておけば冷却プレートと送風、共にマックス使用でも3時間持続。調整ができるので弱なら最長12時間使用可能なのです。

ちょっと気になるのは送風の音。首にかけるため耳に音が近くてうるさいから、私は家の中ではあんまり使用しません。夫は風呂上がりに洗面所で使っています。

家から出れば外の雑音・騒音で、途端にネッククーラーの音は気にならなくなります。

私もとりあえずは家の近所で使用するつもりだったけど、先日ハローワークに行く日が異常な暑さで、コレ着けて都会まで出かけました。

結果…やっぱり快適

電車の中で送風音がうるさいかと思ったけど、全然平気なレベル。エアコンの効いた電車内だと、ネッククーラーからのただの送風も冷えて気持ち良いんです。ハンディファンと違って手ぶらになれるのも嬉しい。

こんなに優れものなのに、1人も使用者を見かけませんでした。まだあまり普及してないんでしょうか。

恐らくお値段が微妙なせいもありますよね。正直私も自分では買わない値段ですが、使用してみたら買って損はないと思いました。

あとはデザインですかね…
もう少し細くてオシャレな見た目だったら普及するんじゃないかと。

 

思い出してみたらハンディファンも、普及する前の発売初期の頃は、周りが扇子でパタパタしている中、おもむろにオモチャみたいな小型扇風機をカバンから取り出してブーンとやるのは、ちょっぴり気恥ずかしかったんです。

でも今は当り前に皆が持っていますよね。

ネッククーラーがそれと同じように当り前の光景になれば、うちの夫も外で使うようになるんだろうなと思ってます。

現に発売当初から勧めていたのを頑として拒否していた夫も、今更ハンディファンを買って、通勤時に凉しい!と喜々として使っております。

人一倍暑がりなんだからネッククーラーつければいいのに。めんどくさ

まぁたまに視線を感じることはありますが、私はむしろこの酷暑の中では優越感に浸ってます。これ凉しいの、いいでしょ〜と。(性格悪し)

 

ただ難点は、ワンサイズなこと。女性の細い首にはやや大きくてジャストフィットしないかも。私も冷却プレート全面は首に当たらないので、たまに手で丁度良い位置にずらして抑えたりしています。

あとそれなりの重量あります。肩は凝らないけど、外して手荷物としてカバンに入れるとズシッときます。

もし小さめサイズが発売されて、もうちょい軽量化されるなら最高です。

さあ皆さんも酷暑を乗り切るお供に、一緒にネッククーラーをつけませんか!

いつかもっと世間で普及して夫も外出時に使用するようになったら、ほら見ろと言いたい私です。

あくまでも超暑がりの夫が楽になることを願ってですよ!…

めでたく夫が使用するようになった暁には、次の出番は「日傘」です。最近は男性でも使っているのを見かけますが、この程度の普及率じゃまだ夫は使用してくれませんので。めんど

余計なお世話なんでしょうかね。

 

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TOTO来日(notトイレ)

今日は待ちに待った、ロックバンドTOTOのライブ。
しかも日本公演の千秋楽なので盛り上がるんだろうなー。ワクワク。

興奮を抑えるべくブログを綴る。
会社員の頃は、どうか急な残業になりませんようにとヒヤヒヤして過ごしたのも懐かしい、と余裕をこいてみる。

 

しかし自分が演奏するわけじゃないのに、毎回緊張するのはなんでなんだろう。

○無事に100%のコンディションでライブを堪能できるのか。
○憧れのあの人と目が合ったらどうしよう。(どうもしない)

大きな理由はこんなとこだろうか。(゚Д゚)ノ

 

学生の頃は、毎回ウォークマンをこっそり持ち込んでライブを録音していたので、開場時の持ち物チェックで心臓バックンバックンしていた。

苦労して?録音したカセットテープを最近デジタルに起こしたので、永久保存できる思い出となり喜んでいる。勿論音は悪いけど。

 

TOTOのライブは大昔の留学中にも行ったのだが、日本とアメリカの人気は比例しないので、アメリカではやや小ぶりな会場で開催され席も全部埋まっていなかった。

それはあるあるだが、日本ではチケットがソールドアウトするバンドが、アメリカでは小さなライブハウスで演ってたりして、すぐ近くで見られるから私的には大変に有難かった。

そしてどのバンドも、ライブハウス前で待ってたりするファンと、気軽にお喋りしてくれるし写真も撮ってくれる。写真では頼まなくても肩を組んでくれたりして、満面の笑みでぴったりとくっついてくれるのだ。

それがあまりにも自然だから、こちらも普通に会話しちゃったりして、ファンとスターというより、人と人との触合いという感じ。よく考えたらスターといえども、同じ人間なんだって思わせてくれた。

ある日当時人気だった日本のバンドが私のいた街に撮影に来ていて、偶然出くわした私は、いつもの現地ミュージシャンと話す感覚で、何してるんですか?と軽く聞いてしまったのだが、あちらはだいぶ引いていた。

写真を頼んでみたが、当然肩を組んでくれるわけもなく、私と絶妙に距離がある写真を撮ってくれた。ファンじゃないからいいけど。

突然馴れ馴れしく話しかけたのは失礼だったのかもしれないが、特別ぶってる日本人バンドと、誰とでも気さくに接するアメリカンバンドとのお国柄の違いを強く感じた出来事だった。

帰国直後はそんな感覚でいたものだから、日本プロモーターの海外ミュージシャンの扱い、鉄壁のガードを奇妙に思った。

神様仏様かのように特別扱いするっていうか。VIPの値段も無茶苦茶高いし。
庶民は近づくなよ、みたいな。考えすぎか。

え、同じ人間だよ?って疑問に思ってた、しばらくは。

帰国して何十年も経って、日本の風土にどっぷり浸かった今となっては、海外ミュージシャンと口を利くなんてとんでもない!私如きが!という、かつての自分にすっかり戻ってしまっている。

というわけで緊張マックスで武道館へ参戦してまいります!!!

 

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