専業主婦に憧れて

退職後の時間潰し日記

中年バイトの憂鬱と共感

一日違いで同じコンビニで働き始めた同年代とおぼしき女性と、帰りがけにやっと話すことができた。勤務中はやることがありすぎてろくに話せない。

 

思っていることは同じだった。

言い方キツい人多いよね…と。

 

私よりだいぶ若い40代だったが、今まで正社員で働いていて久しぶりのバイトというのも私と境遇が似ている。

端で見ていてしっかりしているし仕事もそれなりにこなしているのに、オーナーはなんだかイラっとする口調でダメ出しをする。

 

お互い言葉は交わさなくても心の内で同じようなことを感じていて、帰りがけのちょっとした立ち話が延々と止まらず。

あの独特な環境の中で同時期に働き始めた存在がいるのは心強いね~と盛り上がる。

 

彼女と話して腑に落ちたのが、あの威圧的な言い方って、オーナーと従業員という関係性、又はそういう職場特有のものかもしれないということ。確かにオフィスワークで正社員として働いていた時は、あんなに急かされたりキツい言い方をされることはなかった。よっぽどの変な上司を除き。

 

従業員は威嚇しろとでもオーナーマニュアルに書いてあるのか。

従業員には敬意を払わなくていいとでも思ってるのか。

仮に2週間経っても使えないようなら多少厳しく言われるのかもしれないが、まだ働いて数日の人間になぜそんな高圧的な態度をとる。あんたら十年選手と比べたら遅いだろうが一応ミスなく仕事こなしてるで。

接客も丁寧&フレンドリーだ。(自己評価)昔アメリカで3年してたウエイトレス業が身に染み付いてるので。

 

人生経験を積んできたうちら大人は、そんなに強く言わなくてもちゃんと働くし色々わきまえてますがな。

 

オーナーという立場が自分が偉いとでも勘違いさせて威張りたくなるのか。環境のせいか。それとも人間性か。

 

予想してなかった理不尽な扱いに、バイトと社員の差を思い知る。

 

でも正社員という責任ある立場が嫌で、気楽な方を選んだのは自分だから仕方がない。

バイトだし気持ちも体も楽だけど、ちょっとした屈辱感を味わうことになった。

忙しいのは構わないのだ。とにかく、あの言い方…。

どこで働こうと結局一長一短あるもんだ。

 

今日もまた人によって言ってることが違ったが、それぞれが違うやり方をしていて支障がないのだから、要はどっちでもいいことなのだ。どうでもいいことをネチネチと言っているだけなのだ。だからもう、はいはいと右から左へ受け流すことにした。

 

今は全力で仕事を覚えようとしてるけど、いずれ慣れたとしてもあのオーナーは些細なことにケチをつけてくるに違いない。どっちみち理不尽に扱われるなら、例えミスをしようと、客からクレームが来ようと、気にすることないかと思ったりしている。困るのはオーナーだし。

 

私は小遣い稼ぎと割り切って自分に無難な働きをしておけばいいかな。

 

 

同時期に入った彼女とライン交換し、その内飲みに行こうと約束した。
その前にどちらかが辞めちゃったりして。

彼女も本音は働きたくないが、生活のため仕方ないと。
最後は2人で惨めな気持ちを共有し合って別れた。

 

人生とは…涙。

就労の選択肢と現実

失業保険給付が終了して収入がゼロになって焦り出し、オフィスワークに復帰するか、近場のスーパーのレジか、両方の線で職探しをしていたのだけど、結局家から超至近距離のコンビニで働き始めて3日経った。

 

噂だとオフィスワークのパートは人気が高いらしく、フルタイムの方が決まりやすいそうだ。私はこの歳でパート一択という分不相応な希望だったし、大した職歴でもないので、面接さえも行きつかなかった。

第一志望のスーパーは不採用、別のスーパーは夜の時間帯しか募集していないという。夜は時給が高いので迷ったが、昼間働く人間的な生活がしたいと思った。

ちなみに近所のペットショップで募集があったが不採用。やはり夕方~夜働ける人を優先するとのこと。(それだけじゃないだろうけど)以前に通信で取った動物介護士資格を活かせず残念ではあるが、ペットショップ廃止賛成派としては複雑だったのでどこか安堵するという矛盾。


そんなこんなで、求人サイトを見すぎてどんどんわけがわからなくなってしまった。
それに前職とのブランクが空いたことで事務処理能力に自信もなくなってしまった。

 

もうオフィスワークに就ける気がしないし、新たな環境で初めましての人たちの中で働くことを想像したらやっぱり無理!となってしまい、そのタイミングで近くのコンビニに応募したら即日決定となり、もうこれでいいやと最後はなげやりに。

 

収入は小遣い稼ぎにしかならないが近くて楽だし、昼間の数時間だから実家へ行ったり夕飯を作る余裕もある。私にとって条件的にはすごく良い。私生活を優先するためにはぴったりに思えた。

 

大昔、父が脱サラしてコンビニ店長をしていた時期に手伝っていたので、大まかにやることは知っていたのだが、何しろ何十年も前なので比べ物にならない程業務の幅が広がっているし、勿論システムも全然違う。

 

頭の固いアナログ世代のおばさん(私)は戸惑いっぱなし。

 

私だって若い頃は渋谷の激込みドーナツ店でサクサクお客さんをさばいていたのよ。父の代わりにコンビニ店長代理として店に立つのも大して怖くなかった。必殺仕事人と呼ばれた時期もあったわ。

 

でも50も半ばの今、色んな事を考えすぎてしまってイチイチ慎重になってしまうのだ。
初めてのケースに出くわすと、このボタン押しても本当に大丈夫だろうか⁈と誰かに確認せずにいられない。

きっとスマホ世代の若い人の方が直感的に感覚で操作できてしまうのだと思う。

 

だいたい私自身が電子マネーとかに疎い。現代人は色んなカードにチャージしたり、ポイント交換したり、スマホのアプリでクーポン使ったり、お得な機能を駆使して便利に生活しているけど、おばさんはついていけない。

 

デジタル時代についていけない私のような人には、コンビニはお勧めしません。スーパーが良かったな。(落ちたんだけど)

 

こういう客商売は、色んな人がいるから大変だろうと思っていたけれど、今のところお客さんはいい人が多いし、多少のことは流せる。

 

むしろ大変なのは仲間の方だったのだ。

 

まだ数日だからアレだけど。店長や先輩バイトに共通してるのは言い方がちょっと。昔バイトしたドーナツ店の嫌味な副店長を思い出す口調。

 

いや動きが遅くて申し訳ないんだけどね。言い方。。そしてそんなにワーワー言わなくてもやることはわかってます。まだスピードが追い付かないだけです。

一分一秒争って買い物に来る人もそんなにいないじゃない。そこまでお客さんを待たせてなければそんなにセカセカしなくて良くないっすか。

店長は一見おっとりなのにレジに立つと急に威張りんぼさんで、初日で辞めそうなくらいテンション下がった。

 

前職で新人研修を担当していたけど、今考えると私って優しかったんだなぁ。
最初からできる人なんていないわけだから。
例え出来が悪くても始めの数週間は"できるから大丈夫"とおだてておだてて、急かさない怒らない。委縮したり不快にならないように言い方に気を遣って、常に穏やかにしてた。私って優しいじゃん。

 

トゲのある言い方って嫌だな。
学生バイトに至っては、あなたの3倍近く生きてる私がプライドかなぐり捨てて平身低頭で教えを請うてるっつーのに。(知らんがな?)

 

あと困るのが人によって違うことを言ってくること。例えばシールを左に貼ってと言われてその通りやっているのに、別の人が右に貼ってと言う。どちらかわからないので、「さっき左と言われたのですが、どうしましょう」と低姿勢に聞くけどスルーされたり。マジでどうしろと?

ちょいちょい同じことがあるので、はいと言って流すことにした。色々統一してから教えてくれ。

 

すいませんストレス発散でした。
明日も頑張ろう。

 

親知らず抜歯 退院前夜〜当日編 day4

〜複数親知らずを抜くため入院した記録⑦~

⑥はこちら↓

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退院前夜の20時過ぎ 

 

昨日から同室の清川虹子さん(声から命名)が舌打ちをしながらナースコールを連打し、応答した看護師さんに怒鳴った。

 

眠剤持ってきてよ!あれがなきゃ私はだめって言ったでしょ!」


病室内がピリつく。
病院に預けた10年愛用の眠剤を午後8時に持ってくるのを看護師さんが忘れたのだ。

 

持ってきた看護師さんに尚も治まらない怒りをぶつける虹子さんにとって、相当重要な眠剤らしい。

その気持ちもわかるし、複数患者を担当して忙しい看護師さんの事情も察する。

最終的には、感情的になった虹子さんもさすがに気まずくなったらしく、看護師さんに謝って一件落着。

 

ただ。

そのあと私は、虹子さんの睡眠が気になって仕方なくなった。

民剤にこだわる虹子さんの眠りを妨げちゃいけない… 虹子さんが寝れなかった!とヒステリーを起こすんじゃないか…

昨夜私がオエオエする向こうでいびきを掻いてグーグー寝ていたが今日は静かだ。民剤飲む時間が遅れて寝られないのだろうか…

私もいびきや歯ぎしりをしませんように…

 

点滴のせいで夜中何度もトイレに行く度に、音を立てないようにソ~っとカーテンを引き、点滴スタンドをやや持ち上げるように引くとガラガラ鳴らない技を習得し、トイレのドアも静か~に開閉。

気配りの塊と化した自分。どんだけ”気にしい”なんだ。

 

そんな私に相対して、あとのお三方は物音を立てることに何のためらいもなく、ガラガラ、バタン、シャッ、ふぁ~(アクビ)。三人ともめちゃくちゃ咳き込む。(そりゃ仕方ない)

それで全然いいんですけどね。

 

 

朝5時 虹子さん起床

虹子さんがトイレへ行く時の大きな物音で、浅い眠りから目覚める。
トイレから戻ると朝のルーティーンが始まった。ベッドの上で足の体操。ポン、ポン、ポン、ポン、ポンと足を叩いているらしき音が永遠に続く。そのあとシーツをこするサー、サー、サー、サー、サーって音。恐らく足を動かしてるんでしょうかね。もうその音が気になって眠れない。一瞬かと思ったら30分やってましたわ。起床時間の6時まで待てないのかなー。

私は絶対に今日退院する!と決意を強くした。
嫌味じゃなく、あれくらい図太くなりたいものです。

 

そのまま起床時間となり朝食後の診察で、無事に退院確定。
先生が処方箋と次回の抜糸予約をシステムへ登録。

病室に戻り、未だ装着されている点滴を取り外して下さいとナースコールをするが、看護師さんは不思議顔で、まだ栄養剤と抗生剤の点滴が出ていますけど?と。

先生からの指示が看護師さんに届いていないようだ。

 

え、もう退院なんですが?10時に夫が迎えに来るんですが?

 

結局先生からは、帰る前に抗生剤だけはするようにとのこと。最後の最後まで点滴から解放されずベッドで点滴が終わるのを待つことになった。

点滴に繋がれ、動きも取れず着替えもできず。

なんだかな~な気分で、やっと点滴が終わり管を抜いた時の解放感たるや。

さて、ちゃっちゃと荷物をまとめ支度して会計待ち。まだ微熱もあり本調子じゃないので少し気分が悪い。また具合悪くなる前に早くここを出てしまわなければと焦る。

 

その間ゴミ捨てやベッド交換が来るが、私が退院することが伝わってないらしく、

「今日退院ですか?聞いてないねぇ、コソコソ…」ということが2回。

 

30分くらいしてやっと会計の方が来た。これで帰れると思ったが、この後看護師さんが荷物や薬の置き忘れがないか等を確認に来るので待つように指示される。

病み上がりにパイプ椅子に座ってじっと待っているのは結構キツイ。しかも全然来ない。約30分後しびれを切らしナースステーションへ行くと、これまた私の退院が伝わっていなかったのだった。

憮然とした私の空気に慌てて病室へ来てくれた看護師さん。一緒に荷物の確認をするのかと思っていたが、ただ「忘れ物はありませんか?もしあったら取りに来てもらうか、廃棄になりますから」とお断りの言葉を言うだけ。

 

これ待ってる必要あった??

 

と最後にケチがついた入院となったが、先生や看護師さん一人ひとりはとても頑張ってくれているのに、全体の連携が上手くいっていないのが残念な病院、という印象だった。人手も足りないのかな。

 

今回の教訓↓

ケチって相部屋にしたが、もしまた入院することがあったら個室一択。
万が一個室が空いてなければ、耳栓、アイマス、は必須。
それからオケとティッシュも欠かせないことを忘れるな。(自分だけ)

 

【完】

 

 

親知らず抜歯 術後編 day3 延びた退院

~複数親知らずを抜くため入院した記録⑥~

 

⑤はこちら↓

 

bittersweetfeeling.hatenablog.com

 

 

 

今日でおさらばと思ってた点滴が外れないばかりか、栄養剤に吐き気止めの点滴も追加になった。

 

一時は山を越えたと思えたのにどうしてこんなことに…

 

トイレの成功に気を良くし、顔を洗ったりうがいしたり、無理して動いたあたりからおかしくなったかも。

もう油断はすまい。とにかく今は静かに寝ることに専念しよう。周りが騒がしくて熟睡はできないが、痛み止めの錠剤を喉に流し込み、ベッドに横になり目をつぶった。

 

12時 昼食

退院するためにも食べたい。吐く恐怖をねじ伏せてエイッと起き上がった。セーフ。前ほどの吐き気が襲ってこない。

 

五分粥、味噌汁、煮魚、トロミのついた青菜。

 

飲みやすい味噌汁でちょっとずつ胃を慣らす。まだ口も充分開かないし、3箇所の患部に当たらないよう前歯で少量ずつ噛むが非常に食べづらい。

胃がムカつくせいで食が進まないが精一杯食べる。味噌汁を完食、それ以外は四分の一くらいずつ口をつけた。味がない5分粥の不味さに吐き気を催しそうになり食事ストップ。すれすれの線でなんとか堪えた。

 

この流れに乗って、ずっとできなかった歯磨きにチャレンジ。

部屋共有洗面台は窓側中央。そこで吐くのだけは避けたいが、一か八か思い切って洗面台へ、お守りのオケを持って。大丈夫そうだ。

口の中が痛くて歯ブラシで撫でる程度だが、無事に吐かずにベッドに戻れてホッとひと息ついた。

 

15時頃 オケとトイレットペーパーを持ち、点滴スタンドを引きずりトイレへ行くが、吐かなかった。午前中よりいい感じだ。やっと麻酔が体から抜けきったのか。

手を洗う時、初めて鏡で自分の顔をまじまじ見た。

 

こまわりくん?

 

今まで苦しすぎて鏡も見てなかったが、すごい顔になっている。この顔で過ごしてたかと思うと急に恥ずかしい。そりゃ3本も抜けば腫れあがるか。

口の両端は裂けて血が固まってる。更に下唇の外側に大小のカサブタがいくつかあってなんか傷だらけ。これ手術と関係あるのかな?

 

トイレから戻ると麻酔科の先生が待っていた。退院延期になるくらい体調を崩したので説明に来たのだ。まとめると、

○吐き気止めを入れるなどしたが、鼻腔が狭かったため逆に太い管を挿す必要があり麻酔を強めた
○目覚めてシバリングした(体が震えた)のも麻酔の後遺症
○飲み込んだ血液は胃で消化できないから吐いた
○多少メニエールの影響もあるかも
○女性は麻酔に弱く吐く人が多い

 

ということでした。

 

 

気分が良くなってきたので携帯通知をオンにしたら夫から様子を伺うラインが来ていた。こまわりくん顔を自撮りして(我ながら吹き出した)送ったら爆笑スタンプが返ってきた。

ラインする余裕が出てきて歓喜する。

お昼も少ししか食べてないのでお腹も空いてきた。冷蔵庫に夫が買ったパウチタイプのバナナゼリーがあったのでちびちび食べた。吐き気も大丈夫そうで嬉しい。

 

よし、明日退院するためにも元気なところをアピールしていこう。

様子を見に来た看護師さんに「ゼリーなんて食べちゃいました~」と強調。看護師さんも、いいですね、どんどん食べて下さい!

 

 

18時 夕飯

 

五分粥、味噌汁、蒸し魚、ポテサラ、野菜煮。

 

口内が痛いのでちょっとずつゆっくり。普通に食べられそうなのに実際食べ出すとまだ体が受け付けない。でも完食して退院を確実にしなくては。

相変わらず味のないお粥に吐き気を誘われながらなんとか半分食べた。魚も半分が精一杯だがそれ以外は必死に完食した。

食事中に先生が様子見に来たので、「こんなに食べました!帰れますよね!」とほぼ完食した食事を見せた。

 

これで栄養剤の点滴もストップしてもらえるだろうと踏んでいたが、夜勤で交代した看護師さんが明日の朝までの分と言ってまた点滴2袋持ってきた。セットしながら、「先生が張り切って点滴2つも出してるから夜中何度もトイレ行きたくなるかも」と言った。

「えーさっき夕飯ほぼ完食したって言ったんですけど~!」と訴えるが、看護師さんにはどうしようもないらしい。医師が複数いると細かい連携が取れないのだろうか。

 

点滴に拘束されてると、管が邪魔で自由に動けないし、トイレも歯磨きも点滴スタンドを持ちながらなのが不便で仕方ない。とうとう退院までこのままか。。

 

 

でも吐き気からは解放されたようだし、あと一晩の辛抱だ。
ただ一度ぶり返したから油断はできない。術後の微熱(37.4℃)のせいか頭が痛いのでカロナールを飲み、調子に乗らず大人しく寝る体制に。

 

【そろそろ完結へ…】

無職の新年の感慨

新年が明けたという実感がどこか薄く、いつものゆるい日常の続きという気がするのは無職だからかもしれない。

例年は年が明けると、仕事始めまでの束の間の休みをカウントダウンして憂鬱になっていた。

今年は何十年ぶりかに心穏やかに駅伝を見られている自分にしみじみ幸せを感じる。(個人的には駒大応援してたので残念)

ただ元旦から災害に見舞われ不安な幕開けをした日本。他人事ではない。平穏な年であることを祈ります。

 

年始は夫の実家で美味しいごちそうをいただきました。いつもありがたい。

新幹線で行く距離だけど今年は日帰りで。数日泊る夫を残し一人先に帰る嫁って感じ悪いですか?以前は私も泊まってたけど、そろそろ日帰りでもいいんじゃないかと思いまして。子供がいない嫁はちょっと居づらいというか。

夫のご家族はとても温かく迎えてくれて何の不満もないのに、基本コミュ障の自分は気を遣いすぎてしまい泊りは疲れる。これは自分の問題。

 

でもお義母さんの立場で考えると、その方がお互いのためかな?と思うんだけど、どうなんだろう。嫁がいるより息子だけの方が色んな面で気楽じゃないのかな?

性格や関係性によりますかね。何とも言えないかな。

 

何にしても夫のご家族は良い方たちなので、日帰りで帰ることに申し訳無さを感じる。でも泊りは…。スイマセンこんな性格で。

 

一人気ままにコーヒー淹れる時間の幸せなこと。
夕飯も自分だけだから何でもいいし。一人になるといかにズボラ人間なのかを痛感。

 

夫が帰ってきたら早く仕事決めろと怒られそうです。えへ。

 

皆さま良いお年を

 

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体調不良と食事の楽しみ

退院してから開放感と安心感で、調子に乗ってスマホを頻繁に使っていたら昨日久々に気持ち悪くなりもどしそうになってしまった。

メニエールのせいもあるかもだけど、この不快感て昔からで。独身時代に実家の自分の部屋でパソコンやってるとよく吐きそうになってて。電磁波のせい?と思ったりしたけど、実際は原因不明で。今でも気持ち悪くなったり大丈夫だったり、その時によるけど何の違いなのかわからないし、本当に理由を知りたい。同じような人がいたら教えてほしいです。

 

なので今日は内容の薄い日記です。

夫と南部市場に行ってきました。平日なのでそこまで混んでなかったけど、お昼時の食事処は満席で並びました。

やっぱり海鮮系が新鮮で美味しそうでした!隣の方が食べてる定食とかちらちら見てしまった。すいません。

私は久々に食べたいと思ってたカキフライ定食を。


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牡蠣が大きくて美味しかったです。

専業主婦になってからはほぼほぼ自分の料理ばかり食べてるから、外で食べると一段と美味しくて気分が上がります。

 

市場の方はやっぱり蟹が安いです。毎年年末はネットで蟹を購入してるけど、市場では見たこともない超巨大なタラバの足が1万円以下でした。電車だから諦めたけど、もし車なら買いに来たい。かなりお買い得でした。

 

そこから近くの三井アウトレットパークへ移動しショッピング。特に買うつもりはなかったのに結局私だけ冬服買っちゃいました。まだ収入ないくせに…ま、たまにはいいか。。

こういう時夫はなぜか私に沢山買わせたいみたいです。(私の貯金から払うんだけど)収入ないんだから節約しろとか言いません。

でもライブのチケットを買うと怒るんです。どういう心理?ライブは人生で一番の楽しみだから黙って行かせてくれたらいいのに。これも私の貯金なんだし。ムキっ。

 

 

 

目の前がマリーナ。今日は寒かった〜。


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夜はクルーザー(ヨット?)のライティングが綺麗でした。

そのまま夕飯もフードコートで済ませました。お昼のカキフライが美味しかったからか、夕飯はイマイチでしたが、ここはいつも空いててのんびりできます。平日だからかな?

 

そんな1日でした。

 

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親知らず抜歯 術後編 day3 覚めない悪夢

~複数親知らずを抜くため入院した記録⑤~

 

④はこちら↓

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朝5時過ぎ 目が覚め尿意を感じる。

一度付き添ってもらったからもう一人で行っていいはずだが、吐かずに行けるのかめちゃくちゃ不安。でもやってみるしかない。なんたって今日退院予定なんだし。頑張れ自分。

思い切って起き上がってみると、あれ?意外と大丈夫。これなら行けそう。しかし三種の神器は欠かせない。オケを口元にティッシュ点滴スタンドを掴みヨロヨロとトイレへ。

無事に戻ってこれた。やったー山は超えたらしい。わーい。

 

6時 起床時間

看護師さんが来たので、トイレに一人で行けました!と報告。看護師さんも、昨日より顔色がいいです!と喜んでくれた。水分摂って下さいねと言われたので二口程度水を飲んだ。

ちょっと経つと、あれれ、なんかまたちょっとキモいような…
気のせいであれ。

 

7時 朝食が運ばれてきた。

お腹はすいてる。よし、食べよう。

横のスイッチでベッドの背を立てていくと、再び気持ち悪さが。そんなはずない、山は超えたはずだ。でも体は正直で垂直にしたら吐きそうだったのでやや斜めの角度に戻す。

ダメダメ、なんとかここを乗り超えなくては。自分に鞭を打つ。

斜めベッドによりかかったまま牛乳パックを掴み無理矢理何口か飲んだ。他のおかずは見るだけでムカムカする。でも食べなきゃ。お椀の味噌汁をちょっとすすった。割と美味しいのに気色悪い。他は手つかずだけどこれ以上無理そう。

一旦食事を諦めベッドにもたれかかり固まっていると、回診の先生が来た。
無理しなくていいけど、口から食べて体が栄養吸収しないと帰せない、と全く予期しなかった言葉に焦る。点滴の栄養だけだと不十分だそう。

「とりあえずこのあと診察室で判断するから、歩けなければ車椅子使って来て」

 

雲行きが怪しい。そういえば夫にラインしてない。携帯を見ると「退院できそう?」ってちょっと前にラインがきてる。当初の退院予定は今日なので9時半には迎えに来るのだ。車がなく公共交通機関だから朝早くから支度してるらしい。携帯がめまいを引き起こしがちなので短く打つ。

「下手するとだめかも」

 

8時半 診察時間

先生が用意させた車椅子を看護師さんが運んできたが、これが吐き気を助長してしまう。乗ってバックされたらすぐにまたリバース。

麻酔のせいなのか、メニエールの影響なのか、三半規管が狂って車酔い状態なのか、もうわからない。

酔うから自分で歩きますと言っても、看護師さんは危ないから座ってと言う。仕方なくオケと箱ティッシュを手に車椅子に乗るが、ちょっと進んだらまたリバース。情けない。背中をさすってくれる看護師さんの手の温もりが身に沁みる。

先生の言った通り栄養吸収できてない。さっきの牛乳と味噌汁を戻しちゃった。ドス黒い血は止まったみたい。

 

親切心なのに、私にとっては拷問みたいな車椅子で診察室前に着いた。口元にオケを当てながら車椅子に座り衰弱した私を見て、先生は診察するまでもなく仰った。

「退院を延ばしましょう。食べれない分は点滴追加ね」

 

 

 

……悲しみ。

 

 

 

病室へ戻りながら、抜歯ごときでまさかの退院延期に落胆する私を看護師さんが慰める。

まぁ今日は寒いから暖かい部屋でもう一日ゆっくりして体調戻しましょう、ねっ。(優しい)

帰りたかった。家でゆっくりしたかった。また眠れぬ一夜を過ごすのかと思うと憂鬱でしかなかった。

でも、確かに退院と言われても、帰れる気がしなかった。きっとタクシーの中でリバースしてしまう、と思う自分もいた。

 

ベッドに戻ると退院延期になったことを夫にライン。確か明日も休みだから来てもらおう。

「きょうなしで 明日きて」

気持ち悪いので電報みたいな文だけ打って携帯通知オフに。

 

 

昨夜から私を世話してくれた看護師さんが夜勤明けで帰る前に、私のために色々ベッド周りを整えてくれた。

オケに入れるゲロ袋を取り換えやすいように何枚もセットしたり、私がゴミを捨てやすいようにベッド脇にゴミ袋をセロテープで貼ってくれたり、まだ片付けられていない残した朝食の中から、ほうじ茶だけを「あとで飲めたら」とテーブルに置いてくれたり。のちのち水よりお茶が飲みやすくてとても助かった。

「なんでも山下さんの過ごしやすいようにして下さい。遠慮なくナースコール押して下さいね」

と気遣いの言葉を残して天使は去っていった。あんなにゲロ吐いたり面倒かけたのに嫌な顔もせず。本当にありがとうございました。

 

【もうちょい続く】