〜複数親知らずを一気に抜くため入院した記録です〜
14:00入院なので13:30窓口受付。入院申込書とお薬手帳と所持薬を渡し、病棟へ移動。(所持薬は病院が管理)
病棟はセキュリティロックとインターホンで安全管理されてた。
病室は4人相部屋で割と一人分のスペースが広い。同室の方達はカーテンを閉め切っていて姿は見えない。
入院は5回目だが昔は同室の人と交流し、9年前の入院ですらカーテンを閉めるのは着替えや寝る時だけだったけど今は完全無視なのね。コロナの影響もあるのか?
最初に事務担当の方が登場。高額医療費制度利用のためマイナンバーカード認証が必要で、一階の総合受付へ行かねばならない。だが引き続き担当看護師さんが来ることになっており手術前後の経過や諸々説明するというので、荷物を棚にしまいながら待つことに。
…全然看護師さん来ないな〜
カーテンを閉めた狭くて息苦しい空間から出たいが、病院内見取り図もないし何がどこにあるのかもわからず待ちぼうけ。
15:00過ぎ 優に1時間以上経ち、ようやく看護師さん登場。
麻酔室や処置室の場所や行き方や時間帯、薬の摂り方や量、シャワー室の使い方、食事に関すること、手術日の手順、etc… 説明多くて頭がパンパン。覚えられる気がしない。案の定あとで麻酔室へ行くのにオロオロしてしまった。
しかも手術同意書や入院スケジュール表など、事前に何も渡されていないのでどこか話が嚙み合わず。どうやら対応が後手後手になっている。
明日の手術後は風呂に入れないのでこの後16時にシャワーを浴びるように指示される。(知らなかったが本来は午前中に家で浴びる想定らしい)
まずは麻酔科に出向き麻酔の説明。全身麻酔では呼吸を確保する管を鼻に通すそうだ。(口内手術だから鼻になる)そういえば過去の手術で目覚めた時に口から管を抜かれた記憶がある。
それはいいとして、私はとにかく麻酔に弱くて吐いてしまうことが多いので、その旨を必死に伝える。別病院だが9年前の麻酔医は上手く吐かないようにしてくれた。今回も吐き気止めを入れたり工夫してくれると力強い言葉をいただきひと安心して麻酔承諾書にサイン。
その後は一階に行きマイナンバー認証登録。夕飯以降は固形物NGだが明日の午前10時まで水分摂取okなので、コンビニで飲物を購入。
部屋に戻ると今更の病院内施設の説明をする担当者が来て、今更トイレやラウンジの場所、テレビカードの買い方やシャワー室のシステム等、生活の基本的なことを教えてくれた。病院内を案内され始めてすぐ、シャワー予約時間の16時を過ぎてしまった。その方に告げると慌てて身長体重を測りシャワー室へ促される。まだ説明の途中みたいだけど大事なこと聞いてないんじゃ?とやや不安。
あんなに待たされて暇だったのに、急にせわしない。シャワーを浴びてナース室へ鍵を返しに行くと、先生が診察を待ってるので今すぐ外来へ行って下さい、と告げられる。
本来はシャワーの前じゃなかったのかい、もうパジャマ着ちゃったのに外来行くんかい、と思いながらパジャマ姿で一階に降り外来の人混みを通り抜け診察室へ。待っていたのはいつもの担当医でなく初顔の医師「男前+医者」という、私とは真逆の勝者オラオラ人生を想像させるキムタク(私世代のハンサム代名詞)だった。
キムタクは私が来るのが遅いとでも言うかのように早口で一気に説明をまくし立てる。本当はもっと早くこの時間をとりたかったそうだ。いや私のせいじゃないし。指示通りにシャワー浴びてただけだし。
病棟と外来と看護師と医者と各担当者の連携があまり取れていないというのがこの病院で一番感じたことだ。これは最後まで続いた。
だいたい今頃手術同意書や入院スケジュールを渡されて、よく読んでサインしてって言うけど。さっき話した病棟の看護師さんは私が何も渡されていない、サインもしてないってことに怪訝な顔してたよ。本来は14時に入院してすぐに診察だったんちゃう?そこの連携ができてないよね。なんだか不安になるわ。
とりあえず手術計画書では2泊3日の入院となるはずだった。
【長いので続く】