専業主婦にはまだなれない50代

正社員退職後の徒然日記

親知らず抜歯 入院編 day1 眠れぬ夜

〜複数親知らずを抜くため入院した記録②〜

 

①はこちら↓

bittersweetfeeling.hatenablog.com

 

 

18:00 夕食

これ以降は明日の手術まで固形物禁止だからしっかり完食。二色丼がっつり食べてお腹いっぱい。

この時はまだ夕食の写真を撮る余裕あり。ベッドでコンビニで買ったミルクティーを飲んだりしてくつろぐ。

カーテンで仕切られた狭い空間が嫌で病院内ぶらぶら。眺めの良いラウンジから富士山が見えたので写真撮影。コンビニで本を探すが目ぼしいものがない。明日のことを考えたら気分が暗くなってきた。こんな時はインスタわんちゃんで癒されよう。ついでにストーリーアップしたら続々と励ましメッセージが来て時間潰せたしちょっと元気出た。

暇なのでSNSやり放題ではあるが、先月メニエール発症後はスマホやPCでめまいを起こすので長時間できず。

メニエールのせいでブログ読む時間減ってますが調子の良い時にちょこちょこ読ませてもらってます。

 

ここまで相部屋の同志を目撃したのは一人だけ。一瞬の後ろ姿のみだけど30〜40代とおぼしき女性で渋谷凪咲みたいな喋り方。もう一人は姿は見てないが、八千草薫のような上品な喋り方をする方で70代とみた。(聞こえてくる看護師さんとのやり取りから勝手に想像)

 

 

21:30 消灯

部屋のドアは開いてるので廊下からうっすら明かりが漏れる。寝る時は暗闇派の自分にはきつい。しかし明日の手術のためにもゆっくり寝たいところ。

部屋を出て目の前に共同トイレがあるので、誰かが入る度にパッと明るい光が飛び込んでくる。目をつぶっていてもまぶたを通して明るさを感じる。

病室にはご丁寧に人感センサー付ライトが設置され、看護師さんが入ってきたり患者さんが動く度にまた明るくなる。

かなり廊下からの物音が響く。足音や点滴スタンド、カートを押す音。棚のドアを閉めるガタンバタンという音。

しかし何よりも眠りを妨げたのは渋谷凪咲の寝返りだった。彼女が寝返る度に布団がススー、ガサガサガサッと響く。渋谷も眠れないのだろう。寝苦しいのか暑いのか。わかるけどもう少し辛抱できないか。私も寝返りを打ちたいのを我慢してじっと固まって動かず、渋谷が眠って静かになってくれるのをひたすら祈っていた。

でもちっとも祈りは届かずやっとウトウトして眠りに落ちそうになる度に、渋谷のサーッガサガサガサの音で現実に引き戻されるの繰り返し。

更に渋谷は今日手術で点滴をされていたので夜中も何度かトイレに行くのだが足音がデカい。そしてカーテンを引く時遠慮なくシャーッ!と音を立てる。

 

過去の入院も相部屋だったけどこんなに周りが気になったっけ?

 

神経質に加えて手術の緊張もあり全く寝つけない自分。深夜に編み出したのがマスクで目隠し。これだけで廊下からの明かりの変動を防ぐことができ、一瞬眠りに落ちた。しかし看護師さんの見回りでライトを顔に当てられたら目覚めてしまった。

 

次の日スマートウォッチの記録では睡眠の質が非常に悪く、深い睡眠状態6分となっていた。

 

【続く】