専業主婦に憧れて

退職後の時間潰し日記

振り幅

毎年憂鬱すぎたGWの最終日を、平常心で過ごせることに深く深く感謝した昨日は、ちっとも完治しない腰痛対策として、一日何もしないことにした。元々予定はないし、やることもないのだが、家にいて暇だとつい思いついた家事をしてしまって結局腰痛がぶり返す。夫も帰省中だし、一日中寝ていてもいいんだから!と自分と葛藤しながら、ダラッと過ごすことに努めた。

よしネトフリで何か観よう。

番組検索すると、先日観たパメラ・アンダーソンのドキュメンタリーのせいで、やたら人物ドキュメンタリーがおすすめされる。ロック好きなのでトミー・リーの元妻というだけで観たが、元々ドキュメンタリーは好き。フジのノンフィクションも必ず見てる。元同僚はノンフィクション見ると私を思い出すらしいが、どういう意味だ。

大勢の有名人ドキュメンタリーの中で目に留まった(結局見る)、歌手シャナイア・トウェイン。大ファンではないけど、昔アメリカ留学中にめちゃくちゃ売れていて私もCDを買った。この人、売れる前に世話になったマネージャーを売れたら切るとか、すごい野心家なのが意外。たまたま幸運を掴んだ美女ではなかったんだ。

カントリー歌手だけどロック調なのは、敏腕プロデューサーの旦那によるところも大きい。名曲「From this moment on」は私も結婚式の退場で使用した。全盛期に見たインタビューでシャナイアが、当時ラブラブだった旦那との曲だと言っていた。運命の人だと。しかし旦那がシャナイアの親友と不倫して離婚。その後シャナイアはその親友の元夫と再婚したって。やっぱりただの美女じゃない。

 

昼寝を挟んで夜になり。一人きりなので質素(手抜き)な夕飯食べながら、テレビでドッキリGPを見ていて、永野に爆笑。テレビを元気にします!とアホなことしながら叫んでたのがなぜか好印象だった。がんばって欲しい。笑

本当に最近テレビが面白くないものね。それとも歳のせいで流行りについていけないのか。何にせよ見たい番組がないので、続けてネトフリで気になってた映画「西部戦線異常なし」を観る。
ただ、グロかったり残酷なシーンが大の苦手だし、戦争映画は頭に残って気分が暗くなるから、映画に入り込みすぎないように、途中敢えてラインしながら。でもやっぱり精神的にキツくなる。

今まで観た全ての戦争映画に共通して描かれているのは、人間のエゴ、戦争の愚かさ。戦争が悪でしかないのは誰もがわかっているのに、どうして過ちを繰り返し続けるのだろう。虚しさ、悲しさ、怒りに苛まれる。私だけじゃなく皆が昔から世界平和を望んでいるのだろうが、祈っただけじゃどうにもならない現実。被爆国民として無力感を抱く反面、なんだかんだで平和な日々を送れる有難さ。私が生きてるうちにこの世から戦争がなくなることはないんだろうな。

そんなことを漠然と考えてベッドに入ると、スマートウォッチが鳴った。初めて見る低心拍数の注意アラートにギョッとしたが、低心拍は検査が必要な場合もあるが、ストレスなどが影響するらしい。長引いた腰痛のストレス?他に思いつくのは、戦争映画のストレス、一日中何もしていない…というかテレビしか見ていないストレス?それともシャナイア→永野→戦争の振り幅が大きくて感情が振り回されたのか。 

取り留めのない一日、取り留めのないブログになってしまったが、おかげで腰痛は治まっているので、狙い通りだったということで。