退職したらやりたかったこと。
学生時代に部活動で燃えたスポーツの再開。初めてのスポーツを一から始めるより楽しめそう。
歳をとると地域コミュニティも大事だから地元なら尚良し。
お、近くにサークル発見。
平均年齢高めなのも嬉しい。更に上げちゃってすんません。
早速いそいそ参加。
経験を聞かれ、「はい、学生時代やってました」
自らハードル上げて、いざ、昔取った杵柄。
「お願いしまーす！」
スカッ
アレ？
気を取り直してもう一球。
スカッ
あ、アレっ？？
んなバカな。まぁ久しぶりだもんなー
慣れたら当たるはず。汗汗
も一度お願いします！
カキッ（ラケットの端っこに当たる音）
スカッ
カキッ
スカッ(ﾟ∀ﾟ)
なんじゃこりゃーーー
いや、あの、その、私こんなにヘタっぴじゃなかったんです！県大会も出たことありますし一応！と心の中で叫んでみても、後の祭りとはこのことか。
よーく考えてみると最後にプレイしたのは30代。あれから約20年経っている。その間に衰え果てた勘と筋肉を見くびっていた。思うように腕も足も動かない。そもそも肝心なラケットにさえ当たらない。今の私はもはや初心者以下なのだった。
気まずい空気の中、どなたかの優しさがその場に響く。
「そ、その内慣れるから気にしなくていいですよ！」
チーン。。。
勿論この日の練習内で、20年のブランクは取り戻せず、私のプライドはズタズタ、体もボロボロになり、ボロ雑巾状態でフラフラ帰宅した傷心の私を、夫は慰めるどころか嘲笑うのだった。鬼か。泣
初日に痛い目を見て、続けるか悩んだ私だったが、その後もめげずに通っている。初心者チームにグループ分けされたけど('◇')ゞ、和気あいあいとしていて楽しい。継続は力なりで、今はほんの少しだけ勘が戻り、青春時代のようにはいかないものの、プレイする楽しさを思い出してきたところ。いつかシニア大会出場！を目標にして。
というわけで、もし同年代でサークル等に入ることを迷ったり躊躇している方がいたら、是非入ることをお勧めします。皆さん酸いも甘いも嚙み分けた大人ですから、イジワルな人はいません。多分。
家庭や仕事等で人生のメインプラットホームを確立した上で、サブで好きなことをしたくて自由気ままに集まっている人たちなので、純粋に楽しもうよ！の精神のみ。親切でフレンドリーです、恐らくメンバーの98%は。笑
ただくれぐれも怪我だけはご注意を。
実際負傷中の私。その話はまた今度(?)
